encycloが取り組む アンメット ビューティー ニーズ (まだ叶えられていない美しくありたい想い) 実現の第2弾として、リンパ浮腫と共に美しく生きるためのヒントを提案するWeb マガジンがついに始動しました!ここでは、encyclo Style編集部のメンバーが、新しいサービスに対する熱い思いについて語りました。
enStylers:リンパ浮腫とともに、自分らしくstyleをもって生きるひとたち
左から、水田 悠子(㈱ encyclo 代表/共同創業者)、小野 香(encyclo Style 編集長)、齋藤 明子(㈱ encyclo 共同創業者)
齋藤 明子(以下、齋藤)
encyclo Style、いよいよスタートですね!
小野 香(以下、小野)
リンパ浮腫の人々が日々幸せを感じられるようなライフスタイルの提案をいつかしたい、とずっと思っていたので、ついにスタートする日を迎えられてワクワクしています。
齋藤
この企画は、encycloを創業して数か月後には私たちの中で「やりたい!」と思っていたことだよね。多くのリンパ浮腫の方とコミュニケーションを続ける中で、その想いがどんどん強くなっていったんだよね。
創刊に向けて編集会議中。夢が膨らむ!
小野
そうそう。私自身の経験でもあるんですけど、自分と同じ悩みを共有する人が身近にいない、気軽に情報共有できるような場所がない、といった悩みがあって。
水田 悠子(以下、水田)
私もそう。ネットでブログをひたすら読んだり、リンパ浮腫フレンドに「みんなどうしてる??」ってLINEで聞いたり。でも、症状とか、浮腫が出ている部分が違っていて、参考になるところも多かったけど、もっと知りたい! と思うことが多くって。
齋藤
企画を進める中で、2人とも欲しい情報が似てるな、という印象があった。
水田
そう、リンパ浮腫生活って、ファッション面で我慢することが多くて、もっと素敵に生きることに貪欲になったって良いじゃん!とずっと思ってて。
小野
保存療法の先進国でもあるヨーロッパで、カラフルな弾性ストッキングやスリーブを洋服と上手にコーディネートしている人々を見てから、この先ずっとリンパ浮腫と付き合っていかなければならないなら、こういう前向きな生き方を見習いたいなとずっと思ってました。
水田
それから、医療情報は、ネットとか本とか通っている病院で聞けるんだけど、生活のちょっとしたことがわからなくて。「みんなこういう時、どうしてるんだろう」みたいなことがいっぱいある。
齋藤
これは多くのリンパ浮腫の方にインタビューする中で、共通の悩みなんだな、ということもわかってきた。それに、インタビューの中で、いろんな方の工夫にワクワクすることもあって。リンパ浮腫はセルフケアが大事だから、皆さんの試行錯誤から生まれた経験にめちゃくちゃ価値がある、ってことに気づいたこともencyclo Style立ち上げのきっかけだったよね。
水田
encycloの社名は「みんなで輪になって(in circle)、現代版百科事典みたいに、どんどんアップデートしながら前進する」という想いを込めて名付けたけど、 リンパ浮腫の方々の経験を集めて、それぞれの日常生活(ライフスタイル)をもっと心地よく楽しめるようにしたい!という気持ちで「encyclo Style」って名付けたんだよね。
小野
ロゴには、 リンパ浮腫に向き合うみんなを「結ぶ」ような場所にしたい、という私たちの願いも込められてますよね!
ゼロからのスタート!慣れない作業も何とか前に進めていく。
齋藤
今後、どういう展開にしたいと思っている?
水田
大事にしているのは、ビューティー(=style)と当事者ならではの視点。
「人」と「ライフスタイル(リアルな生活)」にフォーカスして、当事者の経験やアイデアを元にする、っていうのをencyclo Styleらしさにしたいな。リンパ浮腫と生きる人が、ケアをしながらも楽しく前向きに過ごせる情報をどんどん発信していきたい。
小野
リンパ浮腫の方のリアルライフに迫るインタビューとか、みんなの愛用品とか、ファッション、生活のヒントも発信していく予定。海外の情報とかも集められたら、積極的に出していきたいし。
齋藤
みんなの経験を元にコンテンツを創っていくから、参加型の企画もどんどん増やしたいね。
小野
やりたいことがいっぱいあって。様々なテーマで座談会とか、いろんな企業と組んでコラボとか。他にもいろいろアイデアが!
齋藤
みなさんからも、こんな企画やって! などの声が上がると嬉しいね!
水田
編集長、最後にひとことお願い!
小野
はい!
リンパ浮腫の人々が情報を共有できる場所、前向きになれる場所、仲間をつくれる場所を作っていきたいので、みなさん応援、よろしくお願いします!