3人にひとりが「顔のむくみ」が気になる
むくみは多くの人が抱える悩みのひとつです。なかでも、顔のむくみは外見の印象が大きく変わってしまうため、大切な予定が入っている日などは困ってしまいますよね。
encycloが2022年12月に実施したアンケートでは、「顔のむくみが気になる」と答えた方は全体の33%。「ふくらはぎ」(64.5%)、「足首、足の甲、くるぶしなど」(47.9%)といった足のむくみに次いで、顔のむくみを気にしている方が多い結果になりました。
むくみの原因のひとつは「ストレスホルモン」
実は、顔のむくみなど、むくみの原因のひとつは「ストレスホルモン」であることが研究によって明らかになっています。
ポーラ・オルビスグループの研究を担うポーラR&M研究所は2019年、ストレスを感じたときに分泌される「コルチゾール」というストレスホルモンが顔のむくみの一因である可能性があるという研究結果を発表しました。(出典:ポーラ・オルビスホールディングス 2019年6月28日付プレスリリース「ストレスホルモンが顔のむくみを引き起こすことを解明」)
むくみの原因がストレスであるというのは意外な事実。 実際、encycloがおこなったアンケートでも、むくみの原因は「冷え・血行が悪い」「同じ体勢」などの回答が多く、「ストレス」が原因と考える方は少数派でした。
同研究所の研究によると、「コルチゾール」が増えると血管やリンパ管の細胞同士の結びつきが弱まってしまうことが判明。その結果、水分が漏れ、むくみにつながってしまうと考えられるそう。つまり、ストレスによるコルチゾールの分泌もむくみやすさの一因になっているというわけです。
これは長年、肌やからだを研究し続けているポーラ・オルビスグループならではの発見で、学会でも発表されました。むくみの予防や改善にストレスは無視できないという可能性が、科学的に示されたということですね。
▲ストレスによって不要な水分が回収されず、肌内部に過剰にたまってしまいます(出典:ポーラ・オルビスホールディングス 2019年6月28日付プレスリリース「ストレスホルモンが顔のむくみを引き起こすことを解明」)
むくみ改善には血行促進が効果的
同研究では、細胞同士の結びつきを強めるには、モモの種子から抽出される「トウニンエキス」が有効であることも発見。漢方医学ではトウニンは血行促進の効果があるとされ、婦人病の治療などにも使用されている成分です。
トウニンを普段の生活に取り入れることは難しそうですが、ストレス軽減や血行促進を意識したセルフケアを取り入れれば、むくみの予防や改善が期待できそうです。
たとえば、マッサージや入浴(特に半身浴)でリラックスすることはストレス軽減にも役立ちそうです。好きな香りのボディクリームやオイルなどを使うのもいいですね。また、食生活の中に血行促進作用のある素材を取り入れるのもおすすめ。ショウガやシナモンなどのスパイス類や、血行促進作用のあるビタミンEを多く含むアーモンド、アボカドなどを料理に取り入れるのもいいでしょう。
マッサージ前の「肩回し」と「腹式呼吸」で血行とリンパの流れを促進
セルフマッサージ前には、血行とリンパの流れをうながすために、肩回しと腹式呼吸をおこなうのがおすすめ。
「肩回し」は、椅子に座って、鎖骨を大きく動かすようなイメージで肩をゆっくりと回します。前に5回、後ろにも5回、肩を上げ過ぎないように大きく回しましょう。
次に、おへその下に両手を添えて、鼻から空気を吸ってお腹を膨らませます。空気を一杯に吸ったら、お腹をへこませながら口からゆっくりと空気を吐きだします。この腹式呼吸をゆっくりと3~5回おこないましょう。
「ストレス軽減」「血行促進」でむくみレスな毎日を目指して
気になるむくみの原因のひとつは「ストレス」です。
ストレスをゼロにすることは難しいですが、手軽にできるセルフケアを毎日の生活に取り入れることで、ストレスの解消、そしてストレスからのむくみを軽減することはできるはず。セルフマッサージや入浴、食生活にビタミンEを取り入れるなど、小さなことから少しずつトライしてみましょう。
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